渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

何度酔っただろうか・・・。










ああ、今日も酔った。いや、酔わされた。
そして、弱った。ファイルの日付を見て笑った。
先のものは、8/8の話。そして後者が今日。


思い出すと、8/8は酷かった。
いつもながら、呑めない酒をゴクリと飲んだのがいけなかった。
駆け足でトビ乗った京浜東北線がオレを心地悪くシャッフルシャッフル。
大井町から上野までが長い・・・遠い・・・。
意識が身体を出入りする。
東京を通りすぎた。あと少し。
と、思った矢先、胸というより、胃がトキめく。


「上野まで、もた・・・ない」


身体の絶不調と裏腹に、自慢の8bit脳みそがフル回転。


御徒町を通過。


エージェントスミスばりに落ち着き払って、
カバンに備えてあった東京23区燃えるゴミ用40リットルゴミ袋を
おもむろに取り出し、静かに口にアテガッた。


#$!&%#$&”$%”$%”$”#$&!#$!%
(すみません)


終電間際の満員状態、隣に座っていたおぢさんが、
横で突然繰り広げられるイリュージョンに


「お、おい!おいおいおいおいぃ!!うわぁーー」


と合いの手を入れてくれた。乙女心が傷ついた。
そりゃ、ゴミ袋が半透明なので
嘘偽りない内容物をご覧頂いたのは言うまでもない。


シンナー少年のように袋を口から離せず上野に着くなり走り出す。
泣きたかった・・・。何かは守ったが、何かを失った、そんな気持ち。


「全てを吐き出してスッキリしよう。」
青春先生が言ってくれそうなセリフだが、
実際、吐き出したところでスッキリなんかしない。
あぁ、ちっともしねーなー(反抗期)


上野発の常磐快速下りに転がり込んで、即記憶が途切れる・・・。
なんだかトンでも恐ろしい夢にうなされ気が付くと松戸。
力を振り絞り転がりでるが、すでに足が追いつかない。


そんな感じで、オレもプラットホームに寝っころがりデビュー(恥)
ああ、気持ちいい(麻痺)


そんな白目を向いているオレに通りすがりのサラリーマン氏が
「大丈夫ですか?」
と声をかけてくれたことになんとも言えない気持ちになった。
気持ちに手振りで応えるのが精一杯。彼は振り返りながら遠ざかる。


あーうごけねー。とけるー
そんな気持ちにおぼれているところに駅員さんが


「あの〜、ねぇ、たのむから、黄色い線の内側でお願いできるかな」


こころに冷たい雨が降った。帰ろう。