渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

おれ、根性無し・・・。



無事、帰郷イベントも終了し今日からふつーに仕事。


と、上野駅でぼんやり電車を降りようとしてたとき、
向こうで胴上げでも始めるのか?
若い女子がおばさんたちに寄りかかるような風景が・・・。


常識的に考えて、
胴上げではなく気分が悪くて倒れそうになって
いるワケですが(すみません、大汗)


ありゃりゃ、貧血ですかいな?
とりあえず、おばさまたちと車外に抱え出して横にしてみる。


うむ、色白の女性は、浅い呼吸を繰り返し、
焦点の定まらない視線で天井を見ている。


こちらの


「パンツ何色?」
「気分悪くない?」「ゆっくり、大きく呼吸して」


という呼びかけには反応を示している。
となりのおば様、バッグを彼女の足枕にしている、デキる!


一同のなかで一番うろたえていた駅員が
「とりあえずタンカ持ってきますんで!」ということで
とりあえずそこまで見届けるかなと、ふと見渡すと、
さっきいた数名がもういない・・・(汗


おれとビックカメラの紙袋を持っていたおぢさまの2人ぼっち。
ま、いーけど。


たぶん、通勤途中だろってことで勤務先番号を聴取して代理連絡。
ようやくタンカが来て、医務室へ、って単なる詰め所じゃん(呆
ちと、かわいそう・・・。
駅員さんが引き継ぐというのでお任せして、また日常に飛び出した。


ふと・・・。いまさらになって、
黒い全身タイツを着たオレが脳裏でホザいています。


「おぃおぃおぃ〜、なに、善人ぶってんだよぉ、てか、ボランティアかよ!」
「職場の番号聞いてどうすんだよ!ボケが!」
「連絡先ぐらい聞いとけっつーの!百歩譲って名刺の一つでも渡しとけっつーの」
「つかえねぇ〜な〜、おめぇ!」


わ、わかってるよぉ、そりゃ、そうだけどよぉ・・・うぢうぢ。



■追記(12/21):


方々でグチグチ言っていたら、


「ちゃんとがんばって貰わないとホントに困りますよ!」
「時期が時期なんですから!!」
「こっちだって、おこぼれ貰いたかったんですから!」
「この本当の偽善者!」


・・・などなど邪念の心の叫びなど多数寄せられ改めて頑張らねばと(w


と、100%無意味もシャクなのでこないだお知り合いになったナースさまに
正しい応急救護について教わりました。


貧血のひとを見つけたら、以下。

  • ゆっくり横にさせる。(安静)
  • コートなどを掛けてあげる。(保温)
  • 足を頭より高くする(血圧保持)
  • 衣類を緩める
  • 吐き気が無ければ、ポカリなどを与える
  • 満面の笑みで微笑んでみせる。
  • スベるギャグを一発カマす。
  • 「ボクにめまいがしたんだね」と話しかける。



ふむ、なるほど。(一部、オレの邪念入り汗