渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

なんだか、あからさまに狙われてますね。

深夜、ぼぉ〜とTVを見てると、謹慎中のジャパネット高田さんではないテレビショッピングで、「ガンダムジッポとハロネックレス」とかしゃらくさいモノを売ってました。ここ数年、ガチャうんぬんだのコレクターズなんたらだの、猛烈に20代〜40代の男を狙い打ちしたリバイバルキャラクタ商品が溢れ返ってますね。なんとも、目に余る。あれは文化ではなくて、単なる商売と消費行動にしか思えんです。まーそれいうとキャラクタに限らずネットの利便性がかなり有効なモノになって、B2Cビジネスの「直感買い」を煽るような風潮は今に始まったことではないかもしれません。便利はいいんですが、いままで中間に存在していたいろいろなプロセスを単に「ムダ」と割り切るのは何か間違っていると。いつぞやの「jungleが日本で成熟しなかった」ではないですが、文化として解釈・理解・浸透、そして成熟する時間を待つということを商売は無視するため、単なる「ブーム」として過ぎ去ってしまうと。エロさというかジレッたいというか想像するといった内発的なエキスが創出されないのはイカンですよ。単なる何かの刺激に反射反応するだけのアホになってしまう。
昔、弟が言っていた「感情なんて、単に分泌物のバランスだろ?」という言葉を思い出してみると、我々庶民は、どうなろうと「見えざる力」の作用に翻弄されているだけかもしれないですな。もう少し、抗いたいものだ。これが出来るのは自分ちゃんワールドが作れるマイケルくんぐらいか(w