渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

エアコンをバラしてみる。

私はケチである。というより貧乏根性丸出しなのである。そうであるから、冬の暖房なんてものは自分が暖かければ良い、つまり厚着が基本で部屋を暖めるなんて発想は持たない。と言っていたのだが我が家の生き物たちは厚着が出来ません(鳥なので当然(w) ということで、いまさらながらエアコンなる文明の利器に頼ってみよう。と思いたいところだが、引っ越してくる前から据え付けられていたエアコンがこれまた年代物そうで予定通りカビ臭がひどくて使う気がしなかったのを思い出して気持ちが萎えていたのでした。はて、今日は一人でお留守番、ということで暇です。非常に。急にむずむずして「フィルタを洗えばいいじゃん」ということでそれから取り掛かったものの・・・。
エアコンのエアフィルタを取り出し、ついでに冷却フィンのクリーナーを吹いてやろうとカバーをはずすとヘタな遺跡のフタを開けた時のような埃・・・。フィルタ・外パネル・中カバーをとりあえず個別に風呂で丸洗い。やっとむき出しになったフィンをクリーナーで吹き飛ばし乾拭き、だいぶキレイになったかな?と思って、眺めまわしていたら、「いやいや、ぜんぜんダメですよ?」と言われたかのような衝撃。
これこれ。
送風ファンの羽に埃だかカビだかが蓄積しては結露かなんかの湿気を貰っては固着していったのかエラいことになってます、呆れを通り越し怒りに似た感情が芽生えます。当初はその羽の一枚一枚に棒を突っ込んでゴシゴシやっていたのですがラチが開きません。
「はずすか・・・。」
もうね、やるなら出来るとこまでとことんヤっちまいましょう。
ということで、ファンまで引っこ抜きの図
おかげで、エアの通り道を一通り触ることができ、バラしたものの元に戻せない王道を踏む不安をなんとか押さえ込み、洗浄・組み立てまで終了。早速、試運転。が、送風ファンは回るのですが、室外機がうんともすんとも言いません。やっちまったか!!と念仏を唱えつつ、まさかなぁと笑いながら、一発開けたりイジったりした回路付近を叩きます。するとほんとに「ぶぅぅん」と外機が唸りを上げて動き出しました。ホンマかいな。まぁ、その後、何事もなく動いているようなのでとりあえず安心。
ちなみに世間一般のエアコン洗浄ってどこまでやっていくらぐらいとるもんなんでしょかね。今回やってみて思ったのは、こういう手間ヒマかかる作業はニートにもってこいではなかろうかと。自分の身近な環境のことで、拘れば拘るほど良いなんてことはそうそう無いような・・・。ありったっけの時間をつぎ込めばつぎ込むほどキレイになりますよ。しかも自分はもちろん、ヒトにも感謝されることになるわけで。なんてね。(汗 とヒトのことを言っている俺が一番ヒマなのでしょう。(死
追記:
ケチるために自分修理・洗浄をしたのかというとそうではなく、「ここまで年代物のエアコンを気合入れてキレイにしてくれるサービスなんて無いだろう」と勝手に結論付け、自分でやらないと気が済まない、つまりはヒトを信用していない、イヤなヤツと(ぉぃぉぃ