渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

朝日新聞の神田大介氏が牽引する「ニュースの現場から」がとてもおもしろい。心配になるほどに(w

コロナというかテレワークによって日常のルーティンがまぁまぁ変わってしまった昨今。  

昼飯と晩飯のタイミング、Google Homeに「ニュース」って尋ねると、登録している配信番組を一通り流してくれるのがちょうどよい。 そんな聞き流し習慣がもう1年近く続いてることに、ふと。 日経・NHK・ANN・yahoo・Voicyなどなど、そんなかで 朝日新聞の神田大介氏が牽引する「ニュースの現場から」が面白いの範囲を超えるほど面白い。  

上層部や内外から止められてもおかしくないと思えるぐらい攻めてる。

  

 ポッドキャスト:朝日新聞デジタル  

 Apple Podcast内の朝日新聞 ニュースの現場から  

 朝日新聞 ニュースの現場から - 朝日新聞ポッドキャスト | ポッドキャストランキング  

  

成長途上なのか本家公式よりも配信プラットフォームサイトのほうが探しやすいのがもったいない…。いや、PCのブラウザでたどり着くユーザなんて目じゃなくてスマホ時代の在り方なんだろな(老害

本当に「届く」「伝わる」ことを見据えているのかタブーっぽいところにも物怖じせず問題意識目線で踏み込んでいく。しかも、神田氏の編集方針で収録時間を縛らないってのがいい感じだ。枠を気にせず言葉を削らずとわいえ、きちんと「伝える」意識があるのかちんたらだらだらした話にならず聞き飽きさせることがない。神田氏はじめ司会者のセンス抜群といったところか。これまでいろんな出来事を取り扱っていてそれぞれ興味深く考えさせられた。中でも自分たちの土台を取り上げていた回が衝撃ばりに印象深かった。ので、以下リンク。

  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#306 新聞は、いつまで「インフラ」気取りなの? いま記者はどうあるべきか①  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#312 選挙報道、もうNHKに任せてしまえば? いま記者はどうあるべきか②  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#318 特ダネ競争って、内向きに「作られていた」かも いま記者はどうあるべきか③  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#324 デスクや紙面編集者って、このままじゃマズくない? いま記者はどうあるべきか④  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#367 なんとNHKが取材にきた! せっかくだから番組にしてみました  

 →すんげーいい企画というか対談。健全で赤裸々な問題意識と意見交換。そしてそれを配信できてしまう現代になんだか喜びを覚える。 45分から始まる最後の質問に神田氏が答える矜持とでもいえる一節に、ますますこの人から目が離せない。

  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#354 ツイッターは、なぜ生き残れたのか 津田大介さん登場(前編)  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#355 表現が、ツイッターの仕様にあわせていないか 津田大介さん登場(中編)  

 朝日新聞 ニュースの現場から:Apple Podcast内の#356 価値観が同じひとにしか、表現は届けられないのか 津田大介さん登場(後編)  

朝日新聞のネットでの在り方をこうもあからさまに真剣にあーでもこーでも関係者が放談するのを聞けるのはネットに感謝。   津田氏がラジオ的に喋ってるのを聞くとTBSラジオの「デイキャッチ」というか「ストリーム」というか「タマフル」というか「Session-22」な感じが蘇る(w CM・スポンサーを意識してない、いま時点は、とてものびのび喋ってるのがさらに魅力的だ。

  

存在意義・マネタイズ・存続・維持発展について赤裸々に模索するこのリアルタイム感。すごい。