渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

意外な男

仲介屋にて。
「はい、お部屋をお探しですかぁ?」と対応してきたのは、オレからみても若いにーちゃんだった。話早々、自ら会話が脱線していたので神猫ともどもハズレ率80%を示していたのだが、仕事はなかなかに感心すべき手際だったのでした。情報力は詳細で正確、大家にもハッタリが効いて、それでいてそれほどやっつけな物件は出してこない。へー。ちょっと考えると返事すると大家に交渉すると即電話。「えーとですね、はい、いい感じで印象もらってるんですよぉ、えぇ、そこでもう一押し力がほしいので、あと2000円、どうにかなりませんか?ほら、そちらって年数がちょっと厳しいじゃないですか、対抗の物件もあってですねぇ、え?あ、今日はお二人、いや、じゃなくてダンナさまだけで来られているんで、即決はムリなんですけど、はい、えぇ、そーですか!わっかりましたー」そして、ニコリ、「管理費なしの72000円でいけますよ!」そこまで仕事してくれるのか。うーむ、誰が誰の味方なのやら。内見のあと、当然、これを柱にハメにくると踏んでいたら、「あ、こちらに出物があったんですよ」と、ふつーに別物件を出してくる謎行動。もう、彼の真意は読み取れなかった(w すごいんだか、むちゃくちゃなんだか、ただ単に短期でカタつけたいだけなのか、ある意味不気味に恐るべし男である。