渡る世間でヘマばかり

ただただ、吹き溜まってNIer方面に燻っている中年の痴呆ブログ

運命が変わる日



今日は会社をサボって、HIV検査を受けにいってみた。


いや、体調に異変があるワケでもなく、これまでの人生それほどヤバい橋を渡るほど大したことをしていたワケでもないが興味本位半分、事実確認半分。とわいえ、万が一にでも、「陽性」出たらどうするよ?
カッコつけて言うと、自分はどーでもいいのですよ。苦しんで迷惑かけて見苦しく死ぬ。それでおわり。でも、身近な人になんかあったら、それが耐えられない。って、時系列からすればすでに可能性が発生しているので、責任もへったくれもないですな。知ったところで取れる責任がどれぐらいあるかって話もある。までも、とにもかくにも今どうなのか、それを確かめたいのでした。と思ったものの行くのがメンド臭い。が、民間でやると1万超えるようで、セルフサンプリングする手段もあるようだがこれも高い・・・。うーん。じゃやっぱりということで文頭に戻る。


13:30受付
10数名が既に採血待ち。ふつーに、病院の受付前みたいにロビーチェアというか背もたれ無し長椅子があって、そこに皆、てきとーに座って待つ。公共のHIV検査は匿名性を意識した体制のワリには会場のソレはどうかなと。までも、金の掛けられないことでもあるのでやむなしか。意外にも、受診者の女性比率が高い気が・・・。「7:3」たまたまか?リクルートスーツで来てた女の子3人組が気になる。会社で行かせたりするのか?あとは、おっちゃんが2人、30〜40代の女性数名、あんちゃん風が2,3人と俺とか。


受付番号を呼ばれ部屋へ
30代のアタリの柔らかい看護師らしき女性に検査の概要説明を受ける。何がいつどうわかる、どうするなど。
予約の時から何度となく聞かれる「もしやと思われる機会から3ヶ月以上経過していますか?」を改めて。さー、古くは2年前、あとは、今年の3月と6月ぐらいかなぁ。どちらにせよ、現在を知って、3ヵ月後に再検するつもりなのでなんでもよい。程なく5ml採血。毎度思うが静脈血ってなぁ黒いなぁと。HIV抗体反応については15:30以降に告知するので来いよと。


15:30
てっきりさっきの女史が出てくるかと思いきや呼ばれた部屋には別の女史(カウンセラーのような)。 俺の受付票を確認するなり「今回の検査は陰性でした」とさらり。自分にビックリしたのは、「陽性」をいかばかりか覚悟していた節があって、それが結果を受けるなり「ありゃ」と拍子抜けしていたことであった。ふーん。それこそ、「陽性」だと言われたらどうなることだろうとやはり怖くはなった。人生の色合いが全然別物になるよな、そりゃ。が、今回はそれはなかった。当たり前のハズだからか嬉しくもなく。
なにか質問はあるか?というので、定期的に受けてよいか?と聞くと、そういう人もいますよ、とのこと。へー。ついでに「クラミジア」「梅毒」「C型肝炎」も検査項目に入れたのだが、結果は2週間後、やはり直接口答のみとのこと。うーん、まんどい。考えてみると「C型肝炎」って罹ると怖い気が・・・。